日々や本で株式投資について調べておりますが、マネ出来そうな手法があるので、自分自身の備忘録として記載します。随時更新
今回は自社株買いです。実際に試したい銘柄も見つかりました。
自社株買い
参考にしたのは上記のものです。詳しくはこちらをどうぞ
自社株買い発表しても購入しない場合もあるので注意
自社株買いを発表しても進捗思わしくない企業もあるので、必ず過去の実績を確認する。
伊藤忠は2019 年6月 12 日~2020 年6月 11 日までで、700 億円を上限とする
自社株買いを発表したが結果は購入せず。
https://www.itochu.co.jp/ja/ir/news/2020/__icsFiles/afieldfile/2020/06/12/ITC200612_1_J.pdf
しかしその後2020 年6月 12 日~2021 年6月 11 日700 億円を上限とする自社株買いを発表。
今回は購入しているようです。
上記の例もあるため十分注意する。
1822 大豊建設 の自社株買いについて
8/7付のニュースリリースで1822 大豊建設が自社株買いを発表しています。
1822 大豊建設のチャートです。
この手法を試してみようと思いますが、まずは順をおって基準に当てはまるか確認です。
https://www.daiho.co.jp/irinfo/kessan/2020/20200807-stock.pdf
以下の条件に当てはまるか試します。
例えば、複数の条件のうち、ひとつでも満たしていれば「買ってみる」というルールです。個人的には次の条件のいずれかに当てはまれば「買ってみる」に値する自社株買いだと考えています。
・発行済株式数の3%以上
・関与率が10%以上
・浮動株に対する割合が5%以上
手順1:自社株買いの大きさを調べる。
5%やそれ以上の自社株買いは非常に大きい自社株買いと言えるでしょう。
とのことです。
今回:発行済み株式数(自社株を除く)の5.93%にあたる100万株
大きい自社株買いに位置付けられますね。
手順2:買付期間と関与率
自社株買いを行う期間は、短いもので一ヶ月、長いもので一年と企業によって幅があります。狙い目となるのは、買い付け期間の短いものです。買い付け期間が短ければ短いほど先回りする参加者が増えます。なぜなら、短期間で取引の結果が出るからです。そのため、株価は力強い動きになる可能性が高いです。
「関与率」を見ることで、自社株買いが株価にどの程度、影響するかが推測できます。「1日あたり買い付ける株数」を「平均出来高(ここでは直近30日とします)」で割ります。これが市場への関与率です。目安は15%以上の関与率で、これは株価にじわじわと影響を与えていきます。これが30%以上になると上値を取りにいく非常に力強い値動きになる可能性が高いです。
買付期間:9月1日から21年8月31日まで246営業日で100万株購入
→9月1日から21年8月31日まで:246営業日で100万株購入
7月の出来高:904,500
1日当たり(18営業日):50,250株の出来高。
以下の式に当てはめると
関与率
=(買い付け予定株式総数÷買い付け期間の営業日数)÷平均出来高
自社株買いの関与率は
(100万÷246day)÷50,250=約8%となりました。
買付期間が一年と長いですね。あとは関与率が8%と目安には届いていません。
手順3:買付方法を調べる
東京証券取引所における市場買付け
問題なし。
手順4:浮動株に対する割合を調べる
取得し得る株式の総数÷(発行済株式数×TOPIX用浮動株比率)
100万株÷(16,869,535株x0.01))=5.9%
手順5:取引の判断
ということで数字が出たので先ほどの基準に当てはめます。
以下の条件に当てはまるか試します。
例えば、複数の条件のうち、ひとつでも満たしていれば「買ってみる」というルールです。個人的には次の条件のいずれかに当てはまれば「買ってみる」に値する自社株買いだと考えています。
・発行済株式数の3%以上
・関与率が10%以上
・浮動株に対する割合が5%以上
・発行済株式数の3%以上:5.93%で問題なし。
・関与率が10%以上:約8%で問題で基準は達していないが近い水準
・浮動株に対する割合が5%以上:5.9%で問題なし。
2つ当てはまっているので、試しに購入してみようと思います。
いつ買う?
自社株買いは9/1からとなっています。
8/7の決算では前年比より上の決算で数字的には問題ないです。
ただ、夏枯れ相場かつ決算後の値動きが予想できなので、購入のタイミングが難しいです。。
8月中には購入したいと思います。
今後注目銘柄です。
追記:決算を無事乗り越えたので、2464円で100株購入しました。
9/1からが楽しみです。
おしまい