新しい自社株買いイベント発生したので、購入検討したいと思います。
自社株買いの参考と関連記事
参考にしたのは上記のものです。詳しくはこちらをどうぞ
実際に試した銘柄です。
1822 大豊建設
8750 第一生命HDの自社株買いについて
8/12付のニュースリリースで8750 第一生命HDが自社株買いを発表しています。
8750 第一生命HDがのチャートです。
直近の決算発表の概要はこちら
第一生命HD、非開示だった今期経常は64%増益へ
第一生命ホールディングス <8750> が8月12日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.9%減の767億円に減った。
しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比63.9%増の3580億円に拡大する見通しを示した。
株探ニュース
自社株買いについてはこちら
http://kabutan.jp/disclosures/pdf/20200812/140120200811479463/
購入チェック!
いつも通りの手順を追って確認します。
以下の条件に当てはまるか試します。
例えば、複数の条件のうち、ひとつでも満たしていれば「買ってみる」というルールです。個人的には次の条件のいずれかに当てはまれば「買ってみる」に値する自社株買いだと考えています。
・発行済株式数の3%以上
・関与率が10%以上
・浮動株に対する割合が5%以上
手順1:自社株買いの大きさを調べる。
5%やそれ以上の自社株買いは非常に大きい自社株買いと言えるでしょう。
とのことです。
今回:32,000,000株(上限) (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合2.82%)
基準3%以上なので基準に届かずですが、ほぼ3%ですね。
手順2:買付期間と関与率
自社株買いを行う期間は、短いもので一ヶ月、長いもので一年と企業によって幅があります。狙い目となるのは、買い付け期間の短いものです。買い付け期間が短ければ短いほど先回りする参加者が増えます。なぜなら、短期間で取引の結果が出るからです。そのため、株価は力強い動きになる可能性が高いです。
「関与率」を見ることで、自社株買いが株価にどの程度、影響するかが推測できます。「1日あたり買い付ける株数」を「平均出来高(ここでは直近30日とします)」で割ります。これが市場への関与率です。目安は15%以上の関与率で、これは株価にじわじわと影響を与えていきます。これが30%以上になると上値を取りにいく非常に力強い値動きになる可能性が高いです。
買付期間:2020年8月13日~2021年3月31日まで157営業日で32,000,000株
7月の出来高:74,000,000
1日当たり(21営業日):3,523,809株の出来高。
以下の式に当てはめると
関与率
=(買い付け予定株式総数÷買い付け期間の営業日数)÷平均出来高
自社株買いの関与率は
(32,000,000 ÷157day)÷3,523,809=5,7%となりました。
手順3:買付方法を調べる
信託方式による市場買付
問題なし。
手順4:浮動株に対する割合を調べる
取得し得る株式の総数÷(発行済株式数×TOPIX用浮動株比率)
→浮動株数は四季報でOK?
32,000,000株÷(1,133,548,075x13.9%)=
32,000,000株÷218,774,778=14.6%
手順5:取引の判断
ということで数字が出たので先ほどの基準に当てはめます。
以下の条件に当てはまるか試します。
例えば、複数の条件のうち、ひとつでも満たしていれば「買ってみる」というルールです。個人的には次の条件のいずれかに当てはまれば「買ってみる」に値する自社株買いだと考えています。
・発行済株式数の3%以上
・関与率が10%以上
・浮動株に対する割合が5%以上
・発行済株式数の3%以上:2.82%で達成せず。
・関与率が10%以上:5.7%で達成できず。
・浮動株に対する割合が5%以上14.6%で問題なし。
1つ当てはまっているので、試しに購入してみようと思います。
いつ買う?
自社株買いは8/13からとなっています。
チャートを見てみます。
上がっていますね。
ボリンジャーバンドも3シグマタッチしそうな感じですね。
また、決算発表16:00でPTSでは上昇している、日経が明日も好調だと株価上がりそうですね。なので、購入は少し様子見ながらにしようかと思います。
おしまい