新しい自社株買いイベント発生したので、購入検討したいと思います。
自社株買いの参考と関連記事
参考にしたのは上記のものです。詳しくはこちらをどうぞ
実際に試した銘柄です。
1822 大豊建設
7812 クレステック の自社株買いについて
8/11付のニュースリリースで7812クレステックが自社株買いを発表しています。
7812クレステックのチャートです。
決算発表の概要はこちら
クレステック、前期経常は31%減益で下振れ着地・4-6月期(4Q)経常は赤字転落、今期業績は非開示
クレステック <7812> [東証2] が8月11日大引け後(15:00)に決算を発表。20年6月期の連結経常利益は前の期比31.4%減の5.8億円に落ち込み、従来予想の6.4億円を下回って着地。なお、21年6月期の業績見通しは開示しなかった。
同時に、今期の年間配当は未定とした。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(4Q)の連結経常損益は1.9億円の赤字(前年同期は2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.6%→-4.3%に急悪化した。
株探ニュース
業績は下がっていますね。。。
自社株買いについてはこちら
http://211.6.211.226/tdnet/data/20200811/140120200807478901.pdf
いつも通りの手順を追って確認します。
以下の条件に当てはまるか試します。
例えば、複数の条件のうち、ひとつでも満たしていれば「買ってみる」というルールです。個人的には次の条件のいずれかに当てはまれば「買ってみる」に値する自社株買いだと考えています。
・発行済株式数の3%以上
・関与率が10%以上
・浮動株に対する割合が5%以上
手順1:自社株買いの大きさを調べる。
5%やそれ以上の自社株買いは非常に大きい自社株買いと言えるでしょう。
とのことです。
今回:110,000 株(上限) (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 3.58%)
3%以上なのでクリア
手順2:買付期間と関与率
自社株買いを行う期間は、短いもので一ヶ月、長いもので一年と企業によって幅があります。狙い目となるのは、買い付け期間の短いものです。買い付け期間が短ければ短いほど先回りする参加者が増えます。なぜなら、短期間で取引の結果が出るからです。そのため、株価は力強い動きになる可能性が高いです。
「関与率」を見ることで、自社株買いが株価にどの程度、影響するかが推測できます。「1日あたり買い付ける株数」を「平均出来高(ここでは直近30日とします)」で割ります。これが市場への関与率です。目安は15%以上の関与率で、これは株価にじわじわと影響を与えていきます。これが30%以上になると上値を取りにいく非常に力強い値動きになる可能性が高いです。
買付期間:8月19日から9月18日まで23営業日で110,000 株購入
7月の出来高:75,500
1日当たり(18営業日):4,200株の出来高。
以下の式に当てはめると
関与率
=(買い付け予定株式総数÷買い付け期間の営業日数)÷平均出来高
自社株買いの関与率は
(110,000 ÷23day)÷4,200=約110%となりました。
(計算間違えてないですよね?)
ただ、
7月の出来高:75,500
6月の出来高:487,300
です。
6月で計算すると、
(110,000 ÷23day)÷(487,300 ÷22day=22,150)=21.5%
どちらにしても関与率が10%以上でクリアです。
手順3:買付方法を調べる
東京証券取引所における市場買付け
問題なし。
手順4:浮動株に対する割合を調べる
取得し得る株式の総数÷(発行済株式数×TOPIX用浮動株比率)
→浮動株数は四季報でOK?
110,000株÷(3,075,835x20.9%)=
110,000株÷642,849=17%
手順5:取引の判断
ということで数字が出たので先ほどの基準に当てはめます。
以下の条件に当てはまるか試します。
例えば、複数の条件のうち、ひとつでも満たしていれば「買ってみる」というルールです。個人的には次の条件のいずれかに当てはまれば「買ってみる」に値する自社株買いだと考えています。
・発行済株式数の3%以上
・関与率が10%以上
・浮動株に対する割合が5%以上
・発行済株式数の3%以上:3.58%で問題なし。
・関与率が10%以上:約21.5%(6月)で問題でなし
・浮動株に対する割合が5%以上:17%で問題なし。
3つ当てはまっているので、試しに購入してみようと思います。
いつ買う?
自社株買いは8/19からとなっています。
8/11の決算ではnegativeな数字が目立っていますが、今後注目銘柄です。
とりあえず8/12は様子見の予定です。
おしまい