日々や本で株式投資について調べておりますが、マネ出来そうな手法があるので、自分自身の備忘録として記載します。随時更新
日経225入れ替え買い。有効な手法なのか確認してみました。
日経225入れ替え買い
参考にしたのは以下の記事です。
入れ替え時に発生する機関投資家の売り買い
入れ替え実施(日経平均株価算出への組み入れ)の前日の大引けに
・採用銘柄:機関投資家による大量の買い注文
・除外銘柄:機関投資家による大量の売り注文
インデックス買い投資法のセオリー
- インデックスの入れ替え銘柄に選ばれた株を発表と同時に購入
- 実施日の前日は株価が動くため、その前日(銘柄によっては前日に利益確定の売りが大量に発生するケースもあるため)またはその前日に利確する。
毎年9月に発表される日経225入れ替え時に株を購入して、機関投資家の売り買いを利用する手法のようです。
実際に過去3年のデータを見てみました。
それでは実際に勝率が高いのか確認してみました。
過去3年で新たに入れ替えで日経225にエントリーされた株で確認してみます。
入れ替え発表翌日の高値で購入したこととして、それ以上に株価が上昇するか確認します。
ファンダメンタルは無視で、機械的に購入してどうなるかをみていきます。
2017年:6098 リクルートHD
発表は以下の通り。
日本経済新聞社は5日、日経平均株価を構成する225銘柄のうち、2銘柄を定期見直しにより入れ替えると発表した。業種セクター間の銘柄数の過不足調整により北越紀州製紙、明電舎を除外し、リクルートホールディングス、日本郵政を採用する。10月2日の算出から入れ替える。リクルートHDのみなし額面は3分の50円、日本郵政は50円。
日本経済新聞のスマートチャートを利用してみます。
2017年:6178 日本郵政
リクルートHDと同じタイミングです。
2018年:4752 サイバーエージェント
発表は以下の通り。
サイバーエージェントを採用、日経平均銘柄入れ替え
- 2018/9/5 16:30
10月以降は下落しており、9月中に売るべき銘柄でしたね。
入れ替え前々日が高値です、
2019年:2413 エムスリー
現在絶好調銘柄のエムスリーです。
まとめ
簡単にエクセルでまとめてみました。
時期 | 銘柄 | 発表翌日高値 | 入れ替え前高値 | 上昇率 |
---|---|---|---|---|
2017年 | リクルートHD | 2355 | 2535 | 7.60% |
2017年 | 日本郵政 | 1362 | 1443 | 5.90% |
2018年 | サイバーエージェント | 6100 | 6550 | 6.50% |
2019年 | エムスリー | 2503 | 2630 | 5.0% |
発表翌日の高値で購入したと仮定していますが、入れ替え前の高値で5%以上の上昇が見込めます。その時の地合いにもよりますが、 基本的に勝率の高い戦法だと思いました。
日経平均も一緒に調べればよかったのですが、力尽きました、、、
実際はファンダメンタル調べて、チャート分析すればより良いタイミングで購入、入れ替え後に利確等、幅が広がると思います。
私が実践する際はとりあえず、銘柄発表の2~3日後に購入しようかなと検討中です。
入れ替え銘柄の発表が楽しみですね。
おしまい