前回から日経225入れ替え銘柄購入すべきか検討しており、銘柄が発表された後の株価の推移をまとめてみました。ソフトバンクを購入してみましたが、果たして。
過去記事について
参考にしたのは以下の記事です。
入れ替え時に発生する機関投資家の売り買い
入れ替え実施(日経平均株価算出への組み入れ)の前日の大引けに
・採用銘柄:機関投資家による大量の買い注文
・除外銘柄:機関投資家による大量の売り注文
インデックス買い投資法のセオリー
- インデックスの入れ替え銘柄に選ばれた株を発表と同時に購入
- 実施日の前日は株価が動くため、その前日(銘柄によっては前日に利益確定の売りが大量に発生するケースもあるため)またはその前日に利確する。
毎年9月に発表される日経225入れ替え時に株を購入して、機関投資家の売り買いを利用する手法のようです。
こちらでは、日経225除外銘柄のリバ狙いについてです。
ソフトバンクを採用、日経平均銘柄入れ替え
- 2020/9/1 16:30
日本経済新聞社は1日、日経平均株価を構成する225銘柄のうち、1銘柄を定期見直しにより入れ替えると発表した。市場流動性の観点からソフトバンクを採用し、業種セクター間の銘柄数の過不足調整により日本化薬を除外する。10月1日の算出から入れ替える。ソフトバンクのみなし額面は50円。
日経225入れ替え銘柄について
In:ソフトバンク
Out:日本化薬
となりました。
入れ替えまでの株価チャートはこちら. Kabutanより
9493 ソフトバンク
発表後に大幅な上昇がなく、その後もダラダラ下がり続けました。
入れ替えまでの間いに菅総理の発言で通信料金どうなるの?となり、ドコモ、KDDI、そしてソフトバンクは大きく下落しました。
なので、入れ替えでの株価上昇は見込めない結果となり、10/1(東証停止もあったので10/2)以降も株価はパッとしません。
4272 日本化薬
入れ替え発表後に大きく下落しましたが、その後9/18まで上昇。
最後9/30の終値が928円で発表後の安値より低下しています。
また、入れ替え後は株価下落しています。
今回の結果と以前の検証結果を比較してみました。
以前の検証結果。
・採用銘柄は発表の2~3日後に購入し、買値から5〜6%上昇したら売る。
・除外銘柄は発表翌日から次の日までに購入して、入れ替えの前々日から前日には売る。
In:ソフトバンク:今回は過去データには該当せず。株価は低迷
Out:日本化薬:購入のタイミングは過去データ通りでOK.売りのタイミングは早めでした。
今回のソフトバンクは少し特殊な要因もあり、過去検証と同じ動きではなかったです。
除外銘柄の日本化薬は買いのタイミングはOKですが、売りのタイミングは9月中旬でしたね。
おわりに
ところで入れ替え株は購入したのか?
こうやって結果をまとめると日本化薬をデータを信じて買っておけばと思いますが、実際はなかなかビビりますよね。上昇にしている間にいつか下落しているんじゃないと考えてしました。メンタル負けでした。
一方、ソフトバンクは打診買いしました。
通信料の引き下げ問題に伴いずっと様子見していましたが、9/23に300株購入打診買い。
しかし、やな予感がして9/25に売り、手数料負けでした。
結果としてその後も株価低迷し、1158円まで下がったのでいい判断ができました。
というわけで、今年の日経225銘柄入れ替え前後の株価の結果でした。
結果は、除外銘柄の日本化薬はビビって購入できず。採用銘柄のソフトバンクは手数料負けでした。
今回検証したデータを来年に自分なりに活かしたいです。
おしまい